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常時利用可能な携帯機器用電源を供給する
燃料電池の商用化が 2007 年に本格化するとの見解を発表

~ポリフューエルをはじめ、KDDI、インテル、ボーダフォン、ジョンソン・マッセイ、コリンズ・スチュアートの専門家、国際航空運送協会の前委員が
燃料電池に関するセミナーで講演~

ご参考資料

2006 年 05 月 30 日 — 燃料電池用電解質膜製造の世界的リーダーであるポリフューエル社(PolyFuel, Inc. 本社:カリフォルニア州マウンテンビュー)は、英国ロンドンで開催された携帯機器向け燃料電池に関するセミナーで、 KDDI 株式会社 理事の村上仁己氏が、超小型燃料電池の商用化が 2007 年に本格化し、 2008 年までに普及が進むと講演したと発表しました。また、村上氏のほか、すべての講演者が同様の見解を表明しました。

コンピューター、製造業、投資ビジネス、運輸管理当局など、各分野の専門家は、燃料電池市場が、現行のバッテリー性能を超える携帯機器向け超小型燃料電池の急速な需要によってけん引されると予測しています。また、携帯機器用燃料電池の技術は、一般消費者が受容できるサイズ、性能、コストを達成していると表明しています。

村上氏は、「日本の消費者は携帯電話を様々な用途で使用しています。テレビを視聴し、ゲームを楽しみ、また読書や仕事、通話、情報検索などで利用しています。さらに、外出中にはテレビ番組を録画するといったことも可能です。このような “ライフスタイル” の一環としてアプリケーションを使用する場合、携帯電話を通話やメールのみで使用する時と比べ、多大な電力およびバッテリー容量が必要となります」と述べています。

村上氏は、 80 パーセントのユーザーがバッテリーの容量、特に持続時間を懸念し、アプリケーションの起動を控えていると指摘しています。「携帯電話で地上波デジタル・テレビを視聴する場合、バッテリーの平均持続時間は 2 時間以下となっています。しかし、ユーザーの多くはバッテリー充電を 2 日に 1 度の頻度で行いたいと考えています。そこにギャップが生じています。燃料電池そのものは、携帯電話の機能を向上させる技術ではありませんが、利用頻度の高いユーザーにとっては、新たなライフスタイルを実現する必須の技術として存在しています」と述べています。

村上氏は、 KDDI が、株式会社東芝や株式会社日立製作所と協業し、携帯電話ユーザーのニーズを満たす携帯機器向け燃料電池を開発していると公表しました。また、 KDDI は携帯電話の基地局向け予備発電装置用に環境に配慮した燃料電池を使用する計画です。

ジョンソン・マッセイ社 燃料電池部門ディレクターのジョナサン・フロスト氏は、過去 2~3 年に達成された技術的進歩、特に燃料電池用電解質膜や触媒は、商用化に向けた要件を満たしていると明言しています。「ダイレクト・メタノール方式燃料電池は既に、長時間駆動のアプリケーションを使用した場合、リチウムイオンのバッテリーに匹敵しており、さらに 5 倍以上の性能レベルを達成する可能性を備えています。燃料電池の部材および接合体の製造会社である当社は、中期の売上見込み、並びにコストと性能の両面における改善が期待できる点で、魅力的なビジネスであると考えています」と述べています。

燃料電池には法規制の問題が存在します。小型燃料電池は燃料にメタノールを使用していますが、現在、航空機に持ち込むことは規制されています。国際航空運送協会(IATA)で 27 年の経験を持ち、現在、法規制の専門コンサルタントとして活動するジャン・アブシャール氏は、この規制はまもなく変更されると明言しています。「国際民間航空機関(ICAO)は、 2007 年 1 月 1 日から、メタノールおよび数種類の燃料を使用した燃料電池の機内への持ち込みおよび使用を認可すると発表しています。これは、携帯機器向け燃料電池業界にとって非常に画期的です」と述べています。

「携帯機器向け燃料電池の商用化:業界の活性化に向けて」と題された本セミナーは、英国の投資家やアナリスト、報道関係者を対象に、 2006 年 5 月 17 日に開催されました。村上氏やフロスト氏のほか、インテル キャピタル、ボーダフォン、コリンズ・スチュアート、ポリフューエル各社の代表者が講演を行いました。

ポリフューエル社 社長兼最高経営責任者のジム・バルコムは、「携帯機器向け燃料電池業界は、常時利用可能な “モバイル・ライフスタイル” の実現に向け取り組みを加速しています。このライフスタイルは、若い世代にとって当然のことであり、その他の世代にとっては非常に魅力的であると確信しています。引き続き、燃料電池市場が活況することを期待しています」と述べています。

ポリフューエル社について

ポリフューエルは、携帯機器用途のダイレクト・メタノール方式燃料電池および自動車向け水素方式燃料電池の性能を大幅に向上させる電解質膜開発の世界的なリーダー企業です。先進の燃料電池には、最先端の電解質膜が欠かせません。ポリフューエルの業界最高水準を誇る炭化水素系電解質膜は、「クリーンで、長時間駆動し、かつコスト効率が高い」ポータブル電源を可能にする新世代の燃料電池を実現します。

ポリフューエルは、燃料電池の設計者と製造業者のシステム・レベルの要件を、工業用高分子化合物のナノ・アーキテクチャーに迅速に組み込む技術を有しています。ポリフューエルの燃料電池分野における経験、業界トップレベルの高分子化合物のナノ・テクノロジー、 15 種類以上の様々な発明をカバーする特許により、最先端の燃料電池で革新を目指す企業は、ポリフューエルを重要な開発パートナーおよびサプライヤーとして認知しています。ポリフューエル製の膜を用いて製造した高分子電解質型燃料電池は、従来のフッ素系電解質膜を使用したものに比べて、小型軽量、長時間利用、高効率、低価格、優れた耐久性を実現します。

ポリフューエルが対象とする顧客は、ポータブル燃料電池システムを開発する世界的な大手企業です。 19 社の顧客のうち 11 社は大手家電メーカーで、その事業部門と現在協業を進めています。 16 社のうち 11 社が、ポリフューエルの燃料電池用電解質膜を評価中または評価を完了し、購入に至っています。日本と韓国の家電メーカー 5 社がポリフューエルの膜を、現在世界中で利用可能な最も優れた電解質膜であると評価しています。

ポリフューエルは、 14 年にわたる電解質膜の応用研究を経て 1999 年に SRI インターナショナル(前スタンフォード・リサーチ研究所)から分離独立しました。同社はカリフォルニア州マウンテンビューに本社を置き、ロンドン証券取引所の AIM (Alternative Investment Market)に上場しています。詳細については、 www.polyfuel.com をご覧下さい

<報道関係者向けお問い合わせ先>  
ポリフューエル社 広報代理店
ウェーバー・シャンドウィック・ワールドワイド(株)谷地田(やちた)

Tel: 03-5427-7412 Email: nyachita@webershandwick.com