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ポリフューエル社、燃料電池技術の進歩により、
携帯電話でのTV・映 画の視聴を加速と明言
~“ランタイム・ギャップ”を埋める長時間駆動、即時充電
可能な超小型燃料電池が消費者のニーズを満たすには不可欠~
<ご参考資料>
2005 年 12 月 15 日 — 燃料電池用電解質膜製造の世界的リーダーであるポリフューエル社(PolyFuel, Inc. 本社:カリフォルニア州マウンテンビュー)は本日、バッテリー消費量が大きいモバイル向けアプリケーションの広範な普及を加速する携帯機器向け燃料電池における重要な技術を発表しました。ポリフューエルが発表した新しい燃料電池用電解質膜は、主に日本やアジア地域で普及している第3世代携帯電話、ノートブックPC、携帯デジタル音楽/ビデオ・プレーヤーなどで採用されつつある超小型燃料電池の発電効率を大幅に向上させます。
例えば、消費者は映画や TV 番組の全編を携帯電話で視聴することを望んでいます。このような消費者が増えるにつれ、現在使用可能な最先端のバッテリ技術でさえ、新たに浮上する携帯機器用電源のニーズを十分に満たすことはできません。“ ランタイム・ギャップ ” と呼ばれる電力不足の急増は、特に日本や韓国などの国々で歴然としています。これらの国々では、大半の消費者が、多くは 1 日 1 時間以上も公共の交通機関で通勤/通学しており、このような否応なしの時間に、携帯機器を使って連絡を取り合ったり、情報を取得したり楽しんだりする機会を見出しているからです。これらの市場においては、多彩な機能を備えた携帯機器への人気が高く、その傾向が電力不足を加速しています。既に携帯電話への地上波 TV 放送が主要都市で利用可能となっている韓国と同様に、日本での調査結果によれば、消費者の 90% が所有する機器のバッテリ切れを危惧しており、67% は既に 1 回以上実際にバッテリ切れを経験しています。 ポリフューエル社 社長 兼 最高経営責任者のジム・バルコムは「長編映画の携帯電話へのダウンロードやニュースの視聴など、新たな携帯機器向けアプリケーションに対する高まる需要と、『どこで充電したらいいのか』という冷たい現実との相違が常に存在します。ポリフューエルの顧客は、 2007 年に消費者が 1 日あたりに必要とする携帯機器用電力は、最低でも、現在利用できる最高性能のバッテリが供給可能な電力の 4 倍を超えると予測しています。また、専門家は確実に供給できる電力の 2.5 倍以上に達すると予測しています。基本的に、成熟した技術としてのバッテリの供給はなされていません」と述べています。
OEM メーカー、バッテリ・メーカーは、ランタイム・ギャップを埋めるために、商用化予定の機器にバッテリ容量を増大する小型燃料電池の開発に取り組んでいます。このような燃料電池では、即座に交換可能なライターに似たカートリッジでメタノール燃料を使用します。既に、需要の高いビデオまたはワイヤレス環境でのアプリケーションに必要とされる継続した電力レベルをすぐにでも供給できる段階に入っています。交換カートリッジは書類ケースやポケット、財布に入れて簡単に持ち運べるため、燃料電池によって連続した稼動時間を確保できます。
ポリフューエルの新しい燃料電池用電解質膜を使用すれば、従来利用可能な最善の技術に比べメタノール方式燃料電池の電力密度を約 33% 向上します。この電解質膜により、特定のサイズ、重量、燃料量当たりの電力という点で、小型燃料電池は確実に商用化できる状況にあります。
ランタイム・ギャップ
携帯電話メーカーが公開している仕様によると、最新のフル充電されたリチウムイオン電池を使用した場合、携帯電話でアナログ TV を視聴できる時間は最大 60 分程度です。ポリフューエルの顧客が将来の “キラー・アプリケーション”と確信するデジタル TV 対応携帯電話では多少の改善は見られそうですが、根本的な問題は解決されません。
携帯電話メーカーのサムスン電子は最近の業界セミナーで、第 4 世代携帯電話の稼動に必要なエネルギーは、現在の最先端技術で満たすことのできる要件の 4 倍であると明言しています。米国の市場調査会社であるナノマーケット社の 2005 年 9 月のレポートでは、 2007 年には、高速マルチメディア・アプリケーションを利用できる第 4 世代携帯電話の稼動時間は現行のバッテリを使用した場合 30 分未満になると予測しており、今日アジアの一部で使用されている第 3 世代携帯電話は既に稼動時間が 60 分に制限されていると指摘しています。さらに、リチウムイオン電池を確実に拡張することはできないと結論付けています。バルコムは「今後は、バッテリのエネルギー密度の改善は 50% しか望めないでしょう。大手家電メーカーの大半は、燃料電池がランタイム・ギャップの埋めることになると見ています」と述べています。
燃料電池は、燃料中の水素原子を活性化し、一時的に電子を放出させ、正電荷を持つ陽子を残すことで電気を生成します。セロファンシートに似た形状で、触媒でスタックした半浸透性の電解質膜が、これらの陽子を燃料溶液から抽出します。電子は精密な電解質膜を通過できないため、電流として周囲に流れ、機器に電力を供給し、燃料電池の逆側に戻ります。そこで、電子は陽子および大気中の酸素と再結合され、純水と二酸化炭素が生成されます。この純水と二酸化炭素が、燃料電池の唯一の廃棄物となります。精密にナノ加工された電解質膜がこのすべてを実現します。そのため、電解質膜は「燃料電池の核心」と呼ばれています。 事実上、大手家電メーカー、大半のバッテリ・メーカー、 BiC などの燃料カートリッジ製造およびその流通実績のある企業は、携帯機器用燃料電池開発プログラムに積極的に資金を投入しています。ポリフューエルは、これらの主だったリーダー企業と積極的に連携し、最先端技術のさらなる開発に取り組んでいます。
ICAO(International Civil Aviation Organization:国際民間航空機関)は最近、旅客機内における小型燃料電池とメタノール・カートリッジの持込と使用を許可しました。バルコムは「これは、携帯用燃料電池の商用化を促進する技術面以外の重要な進歩です。後は、ポリフューエルや顧客などの主要部品のサプライヤーに委ねられています。本日の発表は、本当の意味で推進力となるでしょう」と述べています。
ポリフューエル社について
ポリフューエルは、携帯機器用途のダイレクト・メタノール方式燃料電池および自動車向け水素方式燃料電池の性能を大幅に向上させる電解質膜開発の世界的なリーダー企業です。先進の燃料電池には、最先端の電解質膜が欠かせません。ポリフューエルの業界最高水準を誇る炭化水素系電解質膜は、「クリーンで、長時間駆動し、かつコスト効率が高い」ポータブル電源を可能にする新世代の燃料電池を実現します。
ポリフューエルは、燃料電池の設計者と製造業者のシステム・レベルの要件を、工業用高分子化合物のナノ・アーキテクチャーに迅速に組み込む技術を有しています。ポリフューエルの燃料電池分野における経験、業界トップレベルの高分子化合物のナノ・テクノロジー、 15 種類以上の様々な発明をカバーする特許により、最先端の燃料電池で革新を目指す企業は、ポリフューエルを重要な開発パートナーおよびサプライヤーとして認知しています。ポリフューエル製の膜を用いて製造した高分子電解質型燃料電池は、従来のフッ素系電解質膜を使用したものに比べて、小型軽量、長時間利用、高効率、低価格、優れた耐久性を実現します。
ポリフューエルが対象とする顧客は、ポータブル燃料電池システムを開発する世界的な大手企業です。 17 社の顧客のうち 11 社は大手家電メーカで、その事業部門と現在協業を進めています。 17 社のうち 15 社が、ポリフューエルの燃料電池用電解質膜を評価中または評価を完了しています。日本と韓国の家電メーカー 5 社がポリフューエルの膜を、現在世界中で利用可能な最も優れた電解質膜であると評価しています。
ポリフューエルは、14 年にわたる電解質膜の応用研究を経て 1999 年に SRI インターナショナル(前スタンフォード・リサーチ研究所)から分離独立しました。同社はカリフォルニア州マウンテンビューに本社を置き、ロンドン証券取引所の AIM (Alternative Investment Market)に上場しています。詳細については、www.polyfuel.com をご覧下さい
<報道関係者向けお問い合わせ先>
ポリフューエル社 広報代理店
ウェーバー・シャンドウィック・ワールドワイド(株)谷地田(やちた)/寺沢
Tel: 03-5427-7412 Email: nyachita@webershandwick.com
<お客様向けお問い合わせ先> 傳田アソシエイツ株式会社 坂東
Tel: 03-3231-2701 Email: bandoa@denda-a.com
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